採用
【参加報告】モンゴルICT視察&ITエンジニア海外現地面接会ツアー
2025/07/07
こんにちは、代表の濱田です。
先日、モンゴルへエンジニアの新卒採用ツアーに参加してきましたので報告レポートをいたします。
結果からお伝えすると、このツアーを通じて新卒としてITエンジニアを1名、ウランバートルで採用することができました!
今回は、その体験を皆さんにご紹介したいと思います。
なぜモンゴルなのか?
弊社では、すでにモンゴル人エンジニアを活用しています。
日本で出会って仕事を依頼していたエンジニアの出身がたまたまモンゴルだったという繋がりです。
彼はもう日本からモンゴルへ帰国していますが、コミュニケーションも日本語で、
仕事も、日本のオフィスの固定IPへVPN接続して作業してもらってるので業務で何ら支障はありません。
はじめに言っておきますが、
海外へエンジニアの採用ツアーに行くという選択肢と真逆のことをいいますが、
当社の考え方として、オフショア拠点の海外活用にはあまり将来性を感じておりません。
生成AIが今ほど活発になる前の時代では、
設計までは日本でやって、賃金が安い海外でソースコードを書くプログラマーを活用するというのは、
システム開発会社にとってコストを下げ利益率を上げる選択肢としてあるというのも十分理解しています。
ただ生成AIの登場と成熟により、プログラマーのようにソースコードを書くだけという仕事は淘汰されていくと考えています。
元より当社は、プログラマーから更に経験を積んだシステムエンジニアを人種や雇用形態に縛られず常に募集しております。
システム設計の出来るエンジニアが生成AIを活用しないと業務効率化は元より、
商用に耐えうるシステム開発は難しいのが実情だからです。
正直ツアーに参加した最初のきっかけは、
我々のチームにすでにいるモンゴル人エンジニアの故郷をより深く知るためツアーに参加しました。
ツアーで実感したモンゴルの若者と「日本のアニメ」
2025年6月8日から14日までのツアー期間中、
私たちはモンゴルの国立大学やICT関連施設を訪問しました。
エルデネトとウランバートルの2箇所で行い、
エルデネトでは知事も含め意見交換を行いました。

学生への面接で特に印象的だったのは、若者たちが日本の技術や文化にも強い関心を持っており、
日本のアニメが好きな学生が多かったことです。
「ノーゲームノーライフ」が好きという学生が多く驚きましたw
日本のアニメ文化の影響力の高さを再確認した交流となりました。
なぜ新卒採用をしたのか?
今回のツアーでITエンジニアの合同面接会では、新卒採用ということで、
当社は経験者の中途採用しかしておらず、初めての試みとなりました。
いい人がいたら採用しようというくらいの気持ちでしたが、
面接者全員にしっかり本気で面接はさせて頂きました。
新卒なので即戦力としてのスキルなどはほとんど見ておりません。
本当に直感だけになりますが、採用オファーを出した後、一緒に働いてるイメージが浮かぶかどうかだけで決めました。
今回、採用したのは22歳の女性の駆け出しエンジニアとなります。
彼女の人生にとって当社に関わって良かったと思ってもらえるように大切に育てていきたいと思います。
落ち着いたら彼女からの感想もブログにしたいと思っています。
ウランバートルという異国の地で、新しい仲間を見つけることができたことに、
喜びと同時に大きな期待を感じています。
またすぐモンゴルへの渡航予定決定
実は9月にまたモンゴルへ行く予定が決まっています。
当社では自社サービス「クエストボード_」のグローバル展開を進めていく計画があり、
その足がかりとして年内にモンゴル駐在所の設立を進めています。
そのため登記や銀行口座で私が行く必要があります。
その際、モンゴル人メンバーと夜にご飯を一緒に食べれることを楽しみにしています。